タイムマシンは未来が先か過去が先か
タイムマシンってあるじゃないですか。
過去とか未来へ自由に行けるという。
果たして何年に出来るのか分からないけれど、タイムマシンは未来に行くより過去に行く方が先に出来そうだなーと思った話です。
タイムマシン。という体験が実現されるための手段はたくさんありますが、昨今VRブームから、「VRゴーグルってタイムマシンみたいなの出来るよね!」とはよく言われます。
その場合必要なのは
- 現実と錯覚するレベルで没入できるHW
- 現実と錯覚するレベルで描写できるSW
が前提としてあった上で、どうコンテンツが出来上がるか?という話になる訳です。
単純に
- 未来を推測する機械学習
と
- 過去を推測する機械学習
なら、後者の方が実現に近いよなー
とか思いました。
江戸の三丁目の長屋の3番目の扉の裏に何があって誰がいたか?は、そりゃいまは誰も分からないけれど
- 風景画
- 文献
- 今いる人達の性格から推測した先祖の性格
- 当時の人の生活
とかいろいろかけ合わせてシュミレーションしたら、壊れた大八車が置いてある。とか再現できそう。
もっと身近に、僕等が70歳になる頃には、視聴者の反応をリアルタイムに計測して、思い出を再現する。とかできそうですよね。
「あー懐かしいなこの街、あの時この角から猫が...」とか思い出した反応を計測して描写する。
みたいな未来。
まぁ大事なのは真実かどうかじゃなくて、真実だと思い込めるかだけど。
そういう意味で、時間を巻き戻す演出は絶対必要だと思う。