ぐれいすたーりんぐ

むくどりんのぶろぐ

2015年3月31日の本百選

本の百選を作ってみた。

 

計算すると、大学4年間で図書館から借りた本が628冊

(重複や未読もあるので実際は500くらい?)

買ったり、人から借りたり立ち読みしたりを含めると800冊くらい?の中から選んでいると思われる。

 

5年後か10年後、もしくはきりよく30歳の時にでももっかい創ってみて見比べてみたいなー

 

100冊ずらーっと並べると見にくいので
「1.小説(17冊)」
「2.社会/人文/思想系(20冊)」
「3.ビジネス書(36冊)」
「4.学問/政治/技術/科学系(15冊)」
「5.その他(13冊)」
の5ジャンルに分けてみた。
取り敢えず一言コメント付きで、ゆっくり順に記事を書いていこうかなと思っています。

 

追記:思いの外コメントが時間掛かり過ぎるので取り敢えずリスト。

▶1.小説 17冊

・01.すべてがFになる -森博嗣
・02.笑わない数学者 -森博嗣
・03.幻惑の死と使徒 -森博嗣
・04.黒猫の三角 -森博嗣
・05.恋恋蓮歩の演習 -森博嗣
・06.四季・冬 -森博嗣
・07.虐殺器官 -伊藤 計劃
・08.ハーモニー -伊藤 計劃
・09.メタルギア ソリッド ガンズ オブ ザ パトリオット -伊藤 計劃
・10.死都日本 -石黒 耀
・11.クラインの壺 -岡嶋二人
・12.四畳半神話大系 -森見 登美彦
・13.化物語 -西尾維新
・14.魔王 -伊坂 幸太郎
・15.キノの旅 -時雨沢 恵一
・16.ソードアート・オンライン -川原 礫
・17.とある魔術の禁書目録 -鎌池和馬

 森博嗣伊藤計劃だけでお腹いっぱいでした。
ライトノベルは入れるか悩んだけどシリーズとしてカウント。
お勧めをするならSFで「08.ハーモニー」はテクノロジーの行く先に人類がどうなるのかとかって綺麗に丁寧に描かれてて読みやすい。「10.死都日本」は九州の火山が噴火をしたら~という話で地味にアツい展開。軽い読み物がよければ「15.キノの旅」シリーズは暇つぶしに最適ですね。もう10数年も続くシリーズだし。

▶2.社会/人文/思想系 20冊
・18.西尾維新対談集 本題 -西尾維新
・19.創るセンス 工作の思考 -森博嗣
・20.臨機応答・変問自在―森助教授VS理系大学生 -森博嗣
・21.芸術を創る脳: 美・言語・人間性をめぐる対話 -曽我 大介
・22.希望論―2010年代の文化と社会 -宇野 常寛/濱野 智史
・23.日本文化の論点 -宇野 常寛
・24.静かなる革命へのブループリント -宇野 常寛
・25.日本的情報社会のポテンシャル -宇野 常寛/尾原 和啓
・26.PLANETS vol.8 僕たちは〈夜の世界〉を生きている -宇野 常寛
・27.PLANETS vol.9 東京2020 オルタナティブ・オリンピック・プロジェクト -宇野 常寛
・28.ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んで考えた そしたら意外に役立った -堀江 貴文
・29.儲けたいなら科学なんじゃないの? -堀江 貴文/成毛眞
・30.ホリエモンオタキングが、カネに執着するおまえの生き方を変えてやる! -堀江 貴文/岡田斗司夫
・31.評価経済社会 ぼくらは世界の変わり目に立ち会っている -岡田斗司夫
・32.「世界征服」は可能か? -岡田斗司夫
・33.視覚文化「超」講義 -石岡良治
・34.物語消費論改 -大塚 英志
・35.動物化するポストモダン オタクから見た日本社会 -東浩紀
・36.ゲーム的リアリズムの誕生~動物化するポストモダン2 -東浩紀
・37.オタクで女の子な国のモノづくり -川口 盛之助

 特にお勧めなのは「18.西尾維新対談集 本題」「24.静かなる革命へのブループリント」かな?大学4年になって宇野常寛に大分毒されました。相変わらず森博嗣はエッセイも面白い。

▶3.ビジネス書 35冊
・38.THIS IS SERVICE DESIGN THINKING. Basics - Tools - Cases ー 領域横断的アプローチによるビジネスモデルの設計 - マーク・スティックドーン/ヤコブ・シュナイダー
・39.ITビジネスの原理 -尾原 和啓
・40.アーキテクチャの生態系――情報環境はいかに設計されてきたか -濱野 智史
・41.未来のイノベーターはどう育つのか -トニー・ワグナー
・42.知られざる職種 アグリゲーター -柴沼俊一
・43.デザイン思考が世界を変える -ティム・ブラウン
・44.システム×デザイン思考で世界を変える -前野隆司
・45.デザイン思考の道具箱 -奥出 直人
・46.コトラーのマーケティング3.0 ソーシャル・メディア時代の新法則 -フィリップ・コトラー
・47.MBAマーケティング -グロービス経営大学院
・48.スターバックス成功物語 -ハワード シュルツ
・49.漂流するソニーのDNA プレイステーションで世界と戦った男たち -西田宗千佳
・50.トヨタの片づけ -(株)OJTソリューションズ
・51.しくみづくりイノベーション -電通コンサルティング
・52.日本型リーダーはなぜ失敗するのか -半藤 一利
・53.コンテキストの時代 -ロバート スコーブル
・54.バイラル・ループ -アダム・ペネンバーグ
・55.閉じこもるインターネット――グーグル・パーソナライズ・民主主義 -イーライ・パリサー
・56.一気に業界No.1になる!「新・家元制度」顧客獲得の仕組み -前田 出
・57.モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか -ダニエル・ピンク
・58.幸せな未来は「ゲーム」が創る -ジェイン・マクゴニガル
・59.NHKスペシャル 世界ゲーム革命 -NHK取材班
・60.ゲーミフィケーション ―<ゲーム>がビジネスを変える -井上 明人
・61.生活者発想塾 -博報堂生活総合研究所
・63.PROTOTYPEMIND -武山政直研究室
・64.頭がよくなる「図解思考」の技術 -永田 豊志
・65.伝え方が9割 -佐々木 圭一
・66.スティーブ・ジョブズ -ウォルター・アイザックソン
・67.スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション -カーマイン・ガロ
・68.スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン -カーマイン・ガロ
・69.プレゼンテーション・パターン: 創造を誘発する表現のヒント -井庭 崇/井庭研究室
・70.プレゼンテーションZenデザイン -ガー・レイノルズ
・71.プレゼンのアイデアノート51 -内田 伸哉
・72.パーフェクトプレゼンテーション -八幡 紕芦史

 幾つかお勧めすると、「39.ITビジネスの原理」はWeb系に少しでも触るなら(今どき触らないほうが珍しいけど)是非読むべき。あとは働き方なら「42.知られざる職種 アグリゲーター」最近のITデータ事情なら「53.コンテキストの時代」あたりかな……
え?「63.PROTOTYPEMIND -武山政直研究室」がきになるって?
さぁこのサイト「takeyama lab」から「http://kegeducation.webcrow.jp/wp-content/themes/10days/file/p_report.pdf」このBookをDownloadしようか。(自演)

▶4.学問/政治/技術/科学系 15冊
・73.新釈漢文大系〈1〉論語 -吉田 賢抗
・74.渋沢栄一論語」の読み方 -渋沢 栄一/竹内 均
・75.孫子 呉子 新釈漢文大系 (36) -天野 鎮雄
・76.心理戦に勝つ孫子の兵法入門―臨機応変な処置人と人との和 -高畠 穣
・77.帝王学―「貞観政要」の読み方 -山本 七平
・78.武士道 -新渡戸 稲造
・79.脳の情報を読み解く BMIが開く未来 (朝日選書) -川人 光男
・80.拡張する脳 -藤井 直敬
・81.越境する脳 -ミゲル・ニコレリス・古事記
・82.ブレイン‐マシン・インタフェース最前線―脳と機械をむすぶ革新技術 -櫻井 芳雄
・83.人の心は読めるのか -ニコラス エプリー
・84.文明論之概略 -福沢 諭吉
・85.政権力 -三宅 久之
・86.ポピュリズムを考える -吉田 徹
・87.未完のファシズム -片山杜秀

 新釈漢文大系シリーズは普通に買うと6000円くらいするけどなんか曽祖父の家に転がってたので貰った。孫子論語は1回くらい読むことをお勧めします。個人的には2つ(現実論と理想論)が揃って意味があると思う。新釈漢文大系じゃない方が読みやすくお勧めです。あとはこの中だと「83.人の心は読めるのか」とかですかねー
ちょっとでも政治に興味あるなら「86.ポピュリズムを考える」も


▶5.その他 13冊
・88.あの人の声は、なぜ伝わるのか -中村明一
・89.間抜けの構造 -ビートたけし
・90.日本人はなぜ日本のことを知らないのか -竹田恒泰
・91.ヒトラーの大衆扇動術 -許成準
・92.世界の神々がよく分かる本 -東 ゆみこ
・93.将の器・参謀の器―あなたはどちらの“才覚"を持っているか -童門 冬二
・94.世界の日本人ジョーク集 -早坂 隆
・95.そもそもプロマジシャンというものは -藤山 新太郎
・96.カリスマ手品師(マジシャン)に学ぶ 超一流の心理術 -スティーブ・コーエン
・97.自分でやった方が早い病 -小倉 広
・98.日本人の9割に英語はいらない -成毛眞
・99.地名の話 -北嶋 廣敏
・100.論文の教室―レポートから卒論まで -戸田山 和久

 「97.自分でやった方が早い病」は中身つまらないけどもはやネタと自戒の意味でいれてます。同じように「98.日本人の9割に英語はいらない」も嬉々として買ったのだけど、同日友人に見せたら「タイトルには同意だけどお前は残り1割なんじゃないの?」って言われてぐさっときた。英語がんばろう。in English!
 まじめに薦めるのは「88.あの人の声は、なぜ伝わるのか」と「100.論文の教室―レポートから卒論まで」の2冊。前者は日本古来の発声法とかをちゃんと?音声分析してて面白い上に、呼吸法まで訓練指南が載ってます。後者は単純に作者の書き方が面白い。ホントに本とか全然読まないけど書かないといけない人にはお勧め。楽しく読めます。

 

結論:単純に100冊って多い。