ぐれいすたーりんぐ

むくどりんのぶろぐ

新・ggrksの時代

ggrksとは?

http://dic.nicovideo.jp/t/a/%E3%82%B0%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%82%AB%E3%82%B9

 

自分が中学生くらいのときから、ググれカス。という言葉が出来ました。(初出は2006年らしいので確かにそのくらい。)

 

そこから大人になって思うのは、確かに振り返ると、自分はそういった世代に育ったから、「ネット検索」で知識(事実)や考えは入手できる。だからこそ、まず調べよう。というマインドが身につきました。(上の世代でも、ある人はいるけれど少数派なイメージ)

 

そんな中、最近は音声検索が話題ですよね。Google HomeにAlexaに...

自分の価値観でも、なまじ音声認識の初期の精度を知ってるから、未だにGoogleに対して、ハキハキと分かりやすい言葉で

「イギリス の 現在時刻 は」

とか単語が読み取りやすい配慮をしちゃいます。

 

でも実際は

「イギリスいまなんじー」とか、普通に人へ喋るノリで続けても反応してくれる。

 

そうなると、怖いのは...

音声認識を甘く見て配慮をしてしまうための数秒とか、無駄な時間がかかる自分と比較して、いま中学生とか音声検索に触れる人たちは「普通に喋って答えてくれるの当たり前じゃん」と、もっと効率が最適化されてるという点。

 

細かな違いかもしれないけど、なにか一つを調べるのにかかる時間が

自分は10secなのに

新世代は5secな訳ですよ...

人生を長いスパンで見ると、得られる知識が同じ時間で倍なコストパフォーマンスな訳です。

 

あー知識は有効だけど、知れば知るほど価値観や常識が凝り固まる。この矛盾は本当にこわい...

 

まぁ音声検索の新 ggrks時代の次は、脳波で疑問を投げかけたりする新新世代の価値観が来るんだろうね...「え?なんでわざわざ質問するんですか?疑問なんて思いついたGoogle Brainが答えるじゃん...」

 

あー怖い怖い。

 

そんな事を思いました まる

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